上田市のうえだ原町一番街商店会は、各分野で功績のあった上田ゆかりの人たちを紹介したパネルを各店舗に展示する「信州上田の偉人 街なかパネル展」を開いている。より多くの人に郷土の先人のことを知ってもらい、店舗にも関心を持ってもらおうと企画。本年度は5人を取り上げる計画で、現在は1人目として上田出身の作家久米正雄(1891~1952年)について、10店舗で30日まで展示している。
同商店会は、市中央公民館が市内で開いている「信州上田の偉人」講座を昨年度から共催。商店会の65店舗が10店舗ずつ持ち回りで、講座で取り上げた人のパネル展を1人ずつ順番に開くようになった。昨年度は、幕末の洋式兵学者で坂本竜馬に先立って議会政治の確立を提唱した赤松小三郎、世界で初めて人工がんを発生させた医学者山極勝三郎ら4人を紹介した。
久米は、現在の上田商工会議所(大手)の場所にあった上田尋常高等小学校上田分教場で校長を務めていた父・由太郎が1898(明治31)年に自刃するまで、幼少のころを上田で過ごした。その後、当時を回想した小説「父の死」など数多くの作品を発表している。
10店舗に置かれたパネルはそれぞれ違う内容で、久米の文学者としての功績などを同商店会が作成。父親の死後、あらためて上田を訪れて死の真相を探り、当初は分教場が失火で全焼した責任を取ったとされたものの、教員採用の在り方をめぐって地元の教育者と対立していたことなどが背景とする証言を得たことも紹介している。
同商店会は今後、上田出身の作家新田潤や、上田で児童自由画運動と農民美術運動を提唱した洋画家で版画家の山本鼎(かなえ)、国際的な商業写真家ハリー・K・シゲタ、小県蚕業学校(現上田東高校)初代校長の三吉米熊を取り上げる予定。河合良則理事長(52)は「観光客や買い物客が街を回遊するきっかけになればうれしい」と話している。
(提供:信濃毎日新聞)
先日原町を歩いているときにこれを発見した。
確かに目を惹くと思った。
こうした市民の取り組みは「教育県」と呼ばれた県のらしさを、
他県民に感じさせる事だろう。
池上彰さんも輩出している長野県である。
教育・ニュース(ジャーナリズム)の県として再興していっても面白いのでないだろうか。
ジャーナリズム専門の大学や専門学校を作って、世界で勝負できる人材を輩出するのである。
